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『定年時のリフォーム計画』よくある失敗5選!|必見一級建築士が解説

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初太郎
初太郎
そろそろ定年退職です。家にいる時間も長くなるのでリフォームしようかと思いますが・・・

三四郎
三四郎
リフォーム計画は初めてのことばかり、失敗しないように十分勉強して計画を進めて下さい。

今回はこんな疑問にお答えします。

本記事の内容

・定年時にリフォーム計画する時に注意すること

・よくある定年時リフォーム計画の失敗

こんにちは、リフォーム三四郎です。

リフォーム専門の一級建築士として18年のキャリアがあるリフォームのプロです。

お引渡し物件は30億以上400件以上の実績があります。

リフォーム三四郎自己紹介

リフォームを通じてひとりでも多くの方に成功して頂きたく、リフォーム情報発信中です。

今回は、定年時にリフォーム計画をして失敗してしまう方のよくあるケースをお伝えしたく記事にしました。

定年時のリフォームの成功は人生の成功につながります。

あなたのリフォーム計画の参考にして下さい。

 

こんな方は是非参考にして下さい
   

・リフォームをそろそろしたいけど、絶対に失敗はしたくない
 
・業者に相談するのはまだ早いが、リーフォームの勉強はしたい
 
・リフォームのことがぜんぜん解らないから不安

こういった方の疑問に答えます。

三四郎
三四郎
みんなリフォームで失敗したくないよね。でも失敗する人は同じようなケースがおおいんだ。

初太郎
初太郎
リフォーム計画は初めてのことばかり。でも事前に失敗する人のことを知っていれば参考になります。
 
 

リフォームに失敗する方の事例を学び

ご自身があてはまらないか確認して、リフォーム計画の参考として下さい。

予算を決めすぎて失敗

リフォームの予算の目安は、もちろん決めなくてはいけません。
しかし、リフォーム金額は 

①今後の維持メンテナンスにかかる費用 ・・・・外壁 屋根塗装など              

②間取り変更などライフスタイルに合った生活空間造りにかかる費用

③耐震性断熱性の向上などににかかる費用

大きく3つに分かれて費用が発生して、複合的に判断が必要な為

リフォーム経験の少ないお客様が判断することは、ほぼ不可能です

お医者さんに行って『治療費を1万円で治せる範囲で治して下さい』

医者に頼む患者はいません。

リフォーム予算も正に一緒です。

家の健康状態によって、家にかかる金額は変わってくるのです。

リフォームの予算を決めすぎてしまうと、大事な構造やメンテナンスの費用を疎かに    計画を進めてしまい。5年後10年後大きな後悔をしてしまうリフォームをして、    失敗してしまうのです。

予算は目安では必要ですが、家の状態に応じたお金の使い方を必ず心掛けてください

例えば耐用年数が、10年長いリフォーム工事を実施した場合。

・工事費1千万で、耐用年数15年

・工事費1千2百万で、耐用年数25年

どちらが安い工事費用でしょうか?

短期的な視点に囚われすぎないように、リフォーム工事金額の決定をして下さい。

三四郎
三四郎
予算の目安を設けることは必要だけど、決めすぎないようにね!

初太郎
初太郎
周りの人に工事金額を聞くけど…確かに家によってかかる金額はそれぞれだよね。予算にあっているからだけで業者を決めないようにします。
 

耐震性を無視して計画して失敗

 

お住まいの建物をリフォームするにあたって耐震診断は必須です。

必ず工事予定物件の耐震診断を実施した上で、工事内容の決定をお願いします。

現在お住まいの家の耐震性を、自分の思い込みで判断するのは危険です。

優先順位の高い耐震性を、必ず数字で確認して下さい。

耐震診断の基準は同じはずなのに、診断者によって同じ建物でも耐震診断結果は変わってくることがほとんどです。必ず複数社にて耐震診断をしてください

各社の耐震判断の相違点を確認 。一人の人間での判断に依存しないようにして下さい。

数字は嘘をつけません。

なぜ他社と評点が違うのか?資料を他社にもみせて確認してもらっても大丈夫です。

各社の考え方が、よりよく解ることになるでしょう。

初太郎
初太郎
工務店さんが補強してくれるって言ってくれたけど…どのくらい家が強くなるかは聞いてなかったなー。確認します。

三四郎
三四郎
お住まいの家を必ず耐震診断してください。家の耐震性を数値で確認することが大切です。

工期を短く求めすぎて失敗

リフォームには時間がかかります、一方 工期は短いほうが負担は減ります。

その為、短期間での工事を約束する業者が魅力的に見えてくるものです。

しかし、工期が少し長くても我慢が大切です。

工事後の時間は、20年~30年とても長い期間となります。

工期が短い業者は表面的な設備交換のなど実施しても

耐震性の確保、下地の交換や断熱施工が不十分なケースがあります。

極端に工期の短い業者には注意しましょう。

・工期の短い業者にはなぜ可能か確認する

初太郎
初太郎
早く工事を終わらせたかったから3カ月かかる工事を2カ月でやってくれる親切な業者さんに決めようとおもっていたんだけど…

三四郎
三四郎
工期が短いことは、特に大型リフォームでは不安事項です。工事内容が一緒なら業者によって工期に大きな差はでません。

同じプランで安い会社を選んで失敗

 

大型リフォームを検討する時に数社で検討することになるかと思いますが

出来るだけ同じ条件にして比べようとするため

平面プランを同じにして、見積もり依頼するケースがあります。

しかし、設備の金額等は各社の提出見積もりから比較してみることは可能ですが

素人のお客様が、金額と内容を判断することはかなり難しいことです

必ずリフォーム会社の施工実例を見学して

実際の仕上がりを体感してみて下さい。

同じ平面なら同じ仕上がりだと思いがちですが

各社仕様 材料の違いや 品質 標準納まり の違いから

最終的仕上がりは大きな差が生まれます。

 『神は細部に宿る』 

世界的建築家ミースファンデルローエの言葉ですが

最終的な引き渡しのデザインや性能が担保されている車と違い

リフォームは1軒1軒の差が大きく出ます。平面図だけでは判断できません。

一部業者にてパースなど3Dでのプレゼン提案を受けることもありますが

実物ではないため、やはり想像力が必要となります。

最終判断には必ず実際の施工建物を見てから、比較して決めてください。

逆にパースなどは作成者のスキルによって同じ建物でもかなり差がでますので

参考程度にお考えください。

・工事内容を細かく確認

・下地をどこまでやりかえるのか確認

・使用材料の違いを確認

初太郎
初太郎
かっこいいイメージパースを見てここにしようって決めていたけど実際の建物は見てなかったなー…リフォームした家をみせてもらいます。

三四郎
三四郎
大きなお買い物を実際の建物を見ないできめることはNGです。きれいなプレゼンやパースだけでの判断も危険です。

優先順位がなく希望が多すぎて失敗

 

希望を詰め込み過ぎると予算はあっとゆう間にオーバーしてしまいます。

必ず優先順位を担当者に伝えて下さい。

各家庭によって優先順位は変わります。

ご希望としての優先順位と家のメンテナンスとしての優先順位

これを掛け合わせて担当者は、お客様にとってのベスト提案を作成します。

お客様の優先順位が決まっていると、この複雑な回答精度が高いものとなります。

よりよい提案の為、優先順位を考えて下さい。

ただこの優先順位も打ち合わせが進むと共に、柔軟に変化させて対応して下さい

打ち合わせが進むと、必要ないと考えていた

耐震工事がやはりかなり必要であると気が付く。そんなこともよくあります。

・プロの目から見てお薦めの工事のアドバイスを聴く

三四郎
三四郎
最初から本当に大切な工事がなんなのかは、皆解っていません。大切なのは家の現状を知りながら、工事の優先順位を決めていくことです。

初太郎
初太郎
最初の計画どうりは難しいんですね。

まとめ

 

家の状態を調べてその結果を基に

随時、優先順位を更新させながら担当者と一緒に

本当にベストのリフォーム計画はなんなのか考え創り上げていって下さい。

リフォームの成功は目前です。

大切なのは契約後の打ち合わせもしっかりとすることです。

打ち合わせが進むとお客様自体どんどん今まで気が付かなかった

リフォームポイントが出てきます。

結婚と同じで婚姻届を提出した段階でやっと結婚生活が始まります。

契約はスタート 成功の為には工事までの準備打ち合わせがとても重要です。

業者決定にて気を抜かないようにしてください。

一度工事してしまえば簡単にやり直しはできません。

一つ一つの工事項目をしっかり吟味して、後悔ないリフォームをお願いします。

三四郎
三四郎
計画はリフォームのプロと一緒に造り上げていくもの。自分の考え方をおしつけて無理だよ。

初太郎
初太郎
いろんな人の話を聞きながらじゃないといい判断ができないんだな。今日勉強したことを参考に計画はじめます!

 
ABOUT ME
リフォーム三四郎
リフォーム三四郎はリフォーム専門の一級建築士として、大型リフォーム400軒以上の提案設計『18年のキャリア』があります。リフォームを通じて一人でも多くの方が幸せになればとブログ始めました。『二世帯リフォーム』『定年リフォーム』お役立ち情報を発信中!