こんにちはリフォーム三四郎です。
今回はリフォームは住まいながら出来るの?こんな疑問にお答えします。
リフォーム三四郎はリフォーム専門の一級建築士として18年のキャリアがあり
お引渡し物件は400件以上工事金額は30億円以上のキャリアがあります。
リフォームですまいながらすることは十分可能です。

しかしデメリットも当然あります。もしあなたが住まいながらリフォームをご希望でしたら
事前にこの5つを許容できるか真剣に考えてみて下さい。
- 工事中の音なめていませんか?
- キッチンずっと使えなくて大丈夫ですか?
- 工期長くなりますが大丈夫ですか?
- 安くはなりませんけど大丈夫ですか?
- 家族全員の総意ですか?絶対後悔しませんか?
工事中の音なめていませんか?

工事中の音はとても大きなものです。
釘を打つ音やコンプレッサーの音など常時 騒音が発生しています。
音は個人で感じ方に大きな差があります。
家にいる時間の長い専業主婦 お年寄り お子さんがいる家は住まいながらの工事には
無理があります。子供やお年寄りの場合はより安全面に対する配慮も必要です。
もし住まいながらの工事する場合でも十分に安全対策を実施してください。
工事期間が長いと最初は我慢できていた方もストレスがどんどんたまっていきます。
本当に住まいながらで大丈夫でしょうか?
キッチンずっと使えなくて大丈夫ですか?

工事中水廻りがかなり長い期間使うことができません。
特に間取り変更が伴うようなリフォーム工事の場合は難しくなります。
これは工事内容によって工区を2つから3つに分けてたりプランによっては短い工期でも可能な場合もありますので絶対ではありません。
しかし注意して欲しいのが工期を短くする為や仮住まいしない為に
リフォーム計画を中途半端なものにしないことです。必ず後悔します。
キッチンやお風呂の水廻り工事の工期が短い提案が出来る場合は
簡易的にリフォームしているケースが多く短期的にはよくても長期的に失敗してしまう可能性があります。下地交換必要なのかしっかり検討して下さい。
家族人数が3人以上だと仮設キッチンを設置しないと住まいながらの工事は難しくなります。
逆に仮設のキッチンを設置できるスペースがあれば問題ありません。
お風呂も同様に仮設のユニットがレンタル出来ます。
敷地に余裕があったり脇屋や倉庫などに仮設を設置可能か検討してみて下さい。
キッチンはリフォーム前に使っているものを移設して利用すれば大丈夫です。
工期が長くなりますが大丈夫ですか?

住まいながらの工事の場合基本的に工期が長くなります。
計画によりますが水廻りのすべてを解体してずっと使えなくしてしまうとかなり住まいづらい為
工事を2期や3期に分けて工事する必要がでてきます。
だいたい2週間~3週間くらい工期が長くなります。
工事中に荷物の移動も現場内でありますのでミニ引っ越しのようなものです。
仮住まいすれば引っ越ししなくて楽だと思いがちですが
逆に移動は多くなる場合もあります。
安くなりませんけど大丈夫ですか?

住まいのながらの工事なら引越しも必要ないし楽だし家賃や引っ越し代もかからないから安くなる。
こんな安易な気持ちです住みながら工事しようとすると失敗します。
基本大幅なリフォーム工事の場合工区分けして工事した場合は工事費と工期が長くかかります。
直接費用負担を見積もりで出す会社と出さない会社がありますが
実際工事としては必ず費用に差がでます。
また仮設が必要な場合はお風呂のレンタル費用や
仮設キッチンの移設の給排水工事などが発生します。
荷物の移動も必要ですし 家賃はかかりませんが金銭的メリットは負担や安全性など加味すればそんなにおおきな差はありません。
よくある工事が倉庫にキッチンを置く為仮設で床を造ったりして居住スペースの仮設など
造っていけば高くなることもあります。
家族全員の総意ですか?絶対後悔しませんか?

工事が始まってしまってからではやりなおしは出来ません。
基本住まいながらの工事には家族全員の気持ちが住まいながらの工事に
前向きでなくてはいけません。
時々あるケースが独身の娘さんや息子さんはマンスリーレオパレスのようなアパートに一人暮らしをしてご両親さんだけは住まいながらの工事をするケースです。
お夫婦二人だけの場合は割と住まいながらでも可能なことも多いですが
世代の違う親世帯子世帯が入った家族は負担も大きく
住まいながらの工事のハードルが高くなります。
工事期間は物件によりますがほとんどが三か月以上になるかと思います。
一か月くらいなら途中でいやになってもすぐに工事が終わりますが
三か月以上のストレスのある生活は自分で選ばないと無理です。
家族の誰かの意見に従って無理やりできるものではありありません。
普段はリーダーシップをとってご主人が家のことを決める家でもしっかり
家族全員の意見を聞いてください。
まとめ

以上のことを踏まえた上でお住まいながらの工事をすることはまったく問題ありません。
ご家族によっては 農家さんであったり地域の役員をやっていたり
仮住まいが出来ないご家庭も多々あります。
以上の5個のデメリットさえ許容いただけたらお住まいながらいかに負担少なく工事できるか
工事業者が提案します。
問題は安易な気持ちで住まいながら工事しようと考えるケースです。
住まいながらの工事の方が負担は重くなります。
それでも 住まいながらの工事が必要なのか?もう一度検討してみてください。