今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・リフォーム市場の基礎知識
・日本人が直面する住宅での問題点を知る
・失敗しないリフォーム計画
こんにちは、リフォーム三四郎です。
今回は、知っておくべきリフォームの基礎知識をお伝えします。
リフォーム三四郎は、リフォーム専門の一級建築士として、18年のキャリアがあります。
お引渡し物件は、30億以上400軒以上のリフォームのプロです。
リフォームを通じて、一人でもおおくの方に幸せになってもらえればと思い、リフォーム情報発信中です。
リフォーム市場の動向
リフォーム市場は、年間8兆円程度で大きな変化はありません。
日本における住宅投資全体における割合は、約30%となっておりかなり低い状態です。
・日本 30%
・イギリス 60%
・フランス 55%
・ドイツ 50%
将来的には、日本も50%程度に市場規模は拡大すると考えられており、まだかなりの伸びしろがあります。
日本は、いままでかなり新築信仰にかたよった社会でした。
しかし文化が成熟して、耐震性の高い住宅が増えている近年、これからは指数関数的にリフォーム市場は、増加していきます。
親の家の空き家問題を考える
リフォームの対象物件として大きな需要として、親の建てた住宅『実家』があります。
実家が空き家になる問題は、10人中8人が避けて通れない問題です。
空き家になった実家は、1年以上放置すると固定資産税が6倍になったり、強制取り壊しの対象になったりするリスクもあります。
維持費がかなりかかってくる為、ご自身が住めないか、子供世帯が住めない場合は、売ってしまうことが一番の方法となります。
しかし、日本人の特性としてなかなか簡単に売却する決断が出来ない方が、ほとんどです。
空き家のリスク
・雑草などお手入れ
・空き家には放火されるリスク
・不審者の侵入リスク
・地震による倒壊リスク
増加する住宅ローン
住宅ローンは、年々組みやすくなっており借入金額は増加しています。
以前は年収の6倍65歳までがローン返済の目安だったのが、年収の8倍70歳までローンを組むケースも珍しくありません。
一方年収は、ほとんど上がっておらず、リスクのみ増えていることが、現状です。
新築する場合でも、リフォームする場合でもローンを過大に組むことには、注意して下さい。
一回の失敗が、35年つづきます。
まとめ
リフォーム知識は、あなたの人生を左右するほど大切です。
しかし、体系化して学べる場所はなく、ほとんどの方が手探りで工事の計画をたてていきます。
そんな時の判断基準は、
・仕事で得たスキルや価値観
・親家族の価値観
に左右され適切な判断基準をもっていないことがほとんどです。
しかし、住宅における決断は、大金がからんでおり失敗はゆるされません。
その為、日本人は新築を選択しがちでしたが、徐々に本当の価値ある買い物をする新世代が増えてきました。
今後リフォームリテラシーは、日本人にとってとても大切なものになります。
リフォーム計画に思い込みは厳禁です。
適切な知識を学び得て、必ずリフォームで成功を掴んで下さい。
リフォームの失敗は、人生の失敗です。